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2008年1月 8日 (火)

お正月なので「日本酒復活企画」の話を…

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数年前地方の大手造り酒屋へ営業に行った。営業責任者に話を聞くと自社ブランドについてはやれるべきことは十分やっているように思われた。ただし日本酒全体では需要が落ち込み、15年前の半分に落ち込んでいる。それを何とか持ち直す方法はないかとのこと。
つまり日本酒復活企画である。

これは日本の消費財?の普遍的テーマである。例えば食品需要全体の落ち込み、米だけではなく、パンも麺類も落ちている。(この後でお米需要喚起の企画も書いた)さらに以前にブログに書いた「本が売れない問題解決試案」も同様、日本の構造的問題が背景にある。少子高齢化や人口減、さらに食に関して言えば、食の洋風化、飽食に対する反省、日本酒のイメージの悪さ(さえないおじさん達が飲む酒)…。

しかし一方、世界的には日本独自の文化や食文化(和食・すし…)が評価を高めている。クールジャパンや海外でのすしブームや和食ブーム。低カロリーでヘルシー、さらに美味しい。海外の高カロリー食への反省とともに、日本の食文化が広く受け入れられている。
いまや環境問題・食糧問題とも関連し、肉やチーズが中心の食事より、魚や野菜中心の食事が見直されている。(肉1kg作るために、穀物10kg前後が必要)

実はそういう大きな流れの中で、日本酒の海外での評価も高まっている。日本酒は日本が誇る高質な醸造酒。日本の地域の造り酒屋が作る日本酒は、他に類を見ない複雑な製造工程を経た宝石のような酒である。
今地方の造り酒屋の複数の団体が品質の高い日本酒を海外へ輸出し、非常に高い評価を得るとともに、その販売量を増やしている。このやり方こそが日本酒復活の鍵となる。

昔フランスワインが国内で売れなくなった。フランスのワイン業者は海外に活路を求め、積極的に海外に質の良いワインを売り込んでいった。その結果海外でのフランスワインの評価が高まり、販売量も大幅に増えた。実は効果はこれだけではなかった。
海外でフランスワインの評価が高まると、フランス国内でも再びワインの販売量が増え始めた。フランスワインにはこういう歴史的経緯がある。

これは日本酒にもいえるハズ。古い伝統と高品質を誇る日本酒は海外でも十分ワインと戦える。事実ニューヨークの高級レストランで740mlの日本酒が3~5万円で売られている。(高すぎると思うけど…)
だから日本酒のメーカーは、高品質の日本酒を海外にどんどん輸出し、海外での評価と販売量を増やしていけば、国内市場での販売量も回復してくると思う。
そういう趣旨の企画を書いた。

但しそれを実施に移そうとしたらすぐけつまずいた。例えば海外の雑誌媒体を使おうとしたら、媒体資料が手に入らない。日本であればメディアデータが揃っていて、新聞・雑誌・TVなど、アッというまに千万台や億単位の媒体企画・広告企画が書ける。ところがアメリカでは違うのである。たかだか5誌程度の広告企画を書こうとしても、媒体資料が集まらない。雑誌一社一社がメディアレップを持ち、そこを通さなければ集まらないのである。日本の大手外資系代理店数社に声をかけたがそこでも集まらない、某社にいたってはアメリカで媒体資料を集めると称し、150万の見積もりを出してきた。たかだか雑誌5誌の資料を集めるのに!
彼らの言い分はこうだ。一人の人間がこの資料を集めるのに1時間@20000円×75時間、合計150万かかるという。一事が万事こんな風で、途中で面倒くさくなり作業をストップした、というまたまたお粗末の一席、チャンチャン!(酒の肴にならなかった?どうもすみません!)

参考に「日本酒復権のイメージストーリー」企画をつけたが、10の海外プロモーション部分はこなれていないので、いずれ書き直すつもりです。

●日本酒復権のイメージストーリー

●和食テーマパーク構想企画メモ

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